広告業界・PR業界のファッション事情
もぉ、暑くないですか?
昨今、春と秋の期間が短く感じるのは私だけでしょうか?
ロンTとかカーディガン、薄手のジャケット、クロップドパンツって持ってたら便利!ってよく言われるけど、実際、出番少なくないですか?
つか暑くないですか?スーツとかネクタイとか。
クールビズやウォームビズが根付き、“オフィスカジュアル”という言葉が当たり前に使われることを思うと、昔に比べれば緩くはなってきてるんですかね。
自己紹介記事でもちらっと触れましたが、私、もともとはアパレル出身で、フリーでスタイリストなんかちょっくらかじってました。
私の属している広告業界・PR業界は、おそらく、外から見たら華やかな印象を持たれる方が多数かと思います。その大半が、やはりトレンドに敏感な人たちが集まる集団であり、どことなく、風貌や恰好もチャラ目な人が多いからでしょう。。。
そこで、今回はピー〇やドン〇西バリに、どっからの視点か分からんようなファッションチェックをしてみたいと思います。
※完全に筆者の主観なので、ノンクレームでお願いします
①アカウント(営業)
一般の企業でいう「営業」を、広告業界では「アカウント」と横文字を並べてオシャレに言います。そして、得意先とのメインの窓口となり、マーケティング戦略から広告作業に至るまで、助言や企画および、その遂行を可能とする総合的な役割を担う人を「アカウント エグゼクティブ(Account Exective)」と呼びます。広告業界の肩書は基本横文字です。何回も言いますがオシャレに言いたがります。一見、それ何の仕事する人?っていう肩書きばっかです。
さて、その「アカウント」ですが、基本的には「営業」なので、社会人としてスタンダードな服装が多くなります。が、広告代理店・PR代理店はクライアントありきの仕事なので、基本クライアントの雰囲気に合わせた服装になります。基本、スーツやジャケパンになるでしょう。
若手の頃は、セレクトショップなんかで全身を揃えます。素直に黒やネイビーは買いません。明るめのグレー系やブラウン系、チェック系やストライプ系でワンランク上感を醸し出します。少し役職が上がっていくとオーダー、もしくはハイブランドに行くか行かないぐらいのブランドで揃え始めます。
髪形もゆるふわ系で、分かるか分からんかぐらいのアシンメトリーにし、オシャレ感を出します。
また、アゴヒゲ率が極めて高くなります。
時にはダテ眼鏡なんかも掛けちゃいます。
鞄は荷物がどうしても多めなのでポーターの3WAYタイプ、もしくは大きめなトート。
靴は百貨店の靴売り場で比較的安価なもので揃える感じでしょうか。
靴下で個性を出そうとします。
イメージとしては下記のような感じですかね。
<若手>
<部長クラス>
<その他>
②メディア担当
メディア担当は、クライアントを相手にするアカウントよりも比較的ラフにはなりますが、(担当するメディア(TV・新聞・ラジオ・雑誌・WEB)によるが)まだ最低限のビジネスマナーを守った服装である傾向があります。
基本的にはジャケパンが多くなりますが、ネクタイはほぼしないでしょう。
たまにデニムにジャケット合わせます。
ジャケットの中のシャツもいわゆるカッターシャツではなく、カジュアルな柔らかめのシャツを着る傾向。
髭は生やします。
時計はGショックなど防水機能がついた機能的タイプ。
鞄はバックパックか大き目トート。
眼鏡はダテではなく、本当のレンズが入ったものか、コンタクト。
靴は動き回れるようスーツやジャケパンにも合うスニーカータイプ。
イメージとしては下記のような感じです。
<服装>
<その他>
③プランナー・クリエイティブ系
もー私服です。笑
カッターシャツ着ません。
ネクタイ?蝶ネクタイじゃなくて?って感じです。
革靴履かないです。履いても靴下はくるぶしソックスです。
PCが入るぐらいのクラッチバッグがあれば事足ります。
お客さんとこ行くときに営業から言われるからしゃーなしでジャケット持っていきます。
世の中の広告業界で、世間から注目を集めやすいのはやはりクリエイターの方々が大半なので、この部類の方達のイメージ=広告業界となっているのではないでしょうか。
参考までにイメージです。
と、言った感じで、広告業界は服装に関してはかなり緩いです。まぁこれも会社によりけりにはなりますが、TPOに合わせた服装は大人としての最低限のマナーですね。
と言いつつ、今日の私の恰好は、ナイロン素材の薄手パーカーに白のカットソー、下は黒のブラックデニム(スキニー)にニューバランスを合わせ、コート&シエルのバッグを合わせた「オシャレな自転車乗ってそうスタイル」で仕事してました。てへぺろ