Kami-PR’s blog

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ここらでパパ視点の育児・子育てあるあるを言ってみる

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Thinkstocより

 

男女が「出会い」、「好き」で始まり、「恋」をし、「相性」を確かめ、「信頼」し、相手を「幸せ」にしたい気持ちが重なり、「愛」にかわり、「誓い」合って、「結婚」する。

 

一般的な結婚の形とはこのような流れでしょうか。

※もちろん例外もありますし、愛の形は千差万別です。

 

そして、2人で愛を育み、「愛の結晶」として「子ども」ができ、産まれる。

※もちろん例外もあると思いますが、あくまで一般論です。

 

そして、産まれてきた子どもに全力の愛を注ぐようになり、愛の形が変わる。

 

夫婦はお互いに、パパ、ママへの呼称に変わる。

 

育児に“厳しい”ママ。

 

育児に“甘い”パパ。

(逆もまた然り)

 

決して、育児に対してネガティブということではないが、男女それぞれで、やはり捉え方が違うのも事実。

 

 

ママとパパでは、「親」になるスタート地点から違う

参考記事

 

女性にはママになるまでに準備ができる転換期が4回あるということ。

「ツワリ」、「胎動」、「体系(お腹)変化」、「出産」。

10か月をかけ、心身ともに母親になる準備ができてくる。

 

一方、男性は妻が出産するまでは何の転換期もなく、いきなり父親になります。母親は、段階を踏んで自然に親になれるけど、誤解を恐れずに言うと、父親は“不自然な形”で親になることになります。

 

例えば話ですが、女性も上記の転換期を経ることなく、10ヵ月後に「あなたの子どもですよ」と言われても、「私はこの子のママよ!」となりにくいのではないでしょうか?

 

そして、パパが気付いたときには、ママはもう遥か先を行っている状態。どう頑張っても追いつけない。

 

そして、置いてけぼりをくらったパパは育児に自信をなくし、「自分は育児が得意じゃないから、ママに任せた方がいいのかな?」と思ってしまうことが多いのではないかと思います。

 

 

育児・子育てに関わりにくいパパの事情

そうなると、育児=ママの負担が大きいのも事実。

昨今、男性の育児休暇取得も認められてきているが、実情は、民間企業の男性の育休取得率は2.3%(2014年度)となっており、まだまだ浸透しているとは言えない。

また、あくまで統計ですが、未就学児を持つ父親の育児・家事時間は1日67分(2011年度)となっており、やはり負担は女性に偏りがち。

※ここで「負担」という表現も考えものですが…

 

このような背景から、ネット上やSNS上では「育児ママ奮闘記」であったり、「育児ママあるある」、「カリスマママの子育て法」みたいな女性寄りの記事やブログが多く見受けられる。

でも、男性寄りの情報に関しては、あることはあるのだが、「〇〇してはいけない」、「〇〇するべき」のような育児に関してパパは何も分かってないという前提のもと、“注意”や“指示”のようなものがわんさか出てくる現状。

 

まー育児に関わる時間を考えると、そりゃそうだと言われても仕方のないことですが、、、

 

 

パパの育児・子育て事情

基本的に、ママ同様、パパも育児・子育てについて色々考えています。でも、やはりパパとママでは意識・考え方の違いがあり、良かれと思って行動したことが裏目に出てしまうケースが多々あるのも事実。そこで、少しでもいいからママ達にも男性の行動の裏側にある心理を理解してもらうべく、パパの視点から子育ての日常を切り取ってみたいと思います。

※あくまで個人的観点です。世のパパを反映しているわけではないので悪しからず…

 

■中途半端な時間に元気よく帰ってきちゃう

愛する家族に会うため、仕事を早めに切り上げ、家に帰りたい。でも、なんだかんだ言って20時、21時になっちゃう。でも子どもと触れ合いたい!玄関の扉を開け、リビングに入ると同時に元気良く自分に向かって走ってきてくる事を想像しながら、「ただいまー!!」…

寝かしつけのタイミングとがっちゃんこで、ママの眉間にシワの山。。。

悪気はないんです、許してください。

 

 

■子どもがグズると、すぐおっぱいと思っちゃう

子どもがグズっているのには必ず理由がある。お腹すいた、眠たい、ウンチ出た、かゆい、暑い、アンパンマン見たい、等々。でも、言葉を話せないのでそのメッセージを汲み取ろうと色々試すが収まらない。「注意をそらす」という事を良く聞くが、パパ(男性)は察するのが苦手だ。。。

<発想の流れ>

子ども泣く→抱っこしてみる→泣かれる→お菓子を与える→ハジき飛ばされる→ビデオをつけようとする→それまでにギャン泣きされる→産まれたての時も、夜眠るときも、いつもそこにはママのおっぱいがあったなぁ→ママー

パパ自身にはアルテマ・ウェポン(最終兵器)がないんです、お許しください。。。

 

 

■何も準備しないでお風呂に入れちゃう

早く帰って来れたし、今日はパパと一緒にお風呂に入ろう♪と意気揚々と親子で素っ裸になって、「お風呂に入れている」アピールをしちゃう。身体を拭くタオル、オムツ・着替え、保湿クリーム等々の準備を怠り、結局はママに準備してもらうハメに。。。

すません、女性は日頃から化粧水や保湿、パック等々、風呂上がりの準備をする事に慣れていますが、いかんせん男性は女性に比べそのへんの感覚が薄いので、そこまで意識が回らなかったりします、お許しください。。。

 

 

■家事を「手伝っている」アピールをしちゃう

洗濯、掃除、皿洗い等々、育児と両立で普段からママにしてもらっている手前、日頃に感謝の意を込め、時間があるときはパパも家事を「手伝い」、「〇〇やっといたから~」とママに一言言っちゃう。おそらく、ママから言わせれば、子育ても家事も夫婦の共同作業なのに、なんでちょっと上から目線?と思われているのではないでしょうか?

いいえ、パパもたまには愛する妻から感謝されたいだけなんです。少しでいいんです。

 ※「手伝う」という表現自体にママからしたら上から目線に思われると思うのですが、他の表現がないので悪しからず…

 

 

■子どもが夜泣きしてもそのまま何もせず寝ちゃう

これは、違う部屋で寝てるから“気付かない”という部分と、“起きても何もできないから”という面があります。前者に関してはママからすると元も子もない話かと思いますが、パパの立場から言うと、確かにママも途中で起きず朝まで眠れることなら眠りたいと思われて当然だと思いますが、パパも外に働きに出て、本来安らぎの場である家に帰り、「ひと休み」し、家族と楽しい時間を過ごそうと良かれと思っておこなう行動により逆にママのストレスになってしまい、その理由がわからずパパも逆にストレスが溜まってしまう負のスパイラルに陥ってしまい、お互いが疲弊してしまう。いわゆる産後クライシスです。この「ひと休み」を口に出してしまうとママからは「こっちは24時間育児、休みなし」という反論のしようがない論が返ってきてしまうので注意。。。

後者に関しては、この発想になる前提というわけではなく、夜泣きで起きて、ママの隣に行き、子どもが寝静まるのをただただ“見る”だけしかできないところに、パパの立場の弱さがあり、おっぱいをあげることもできなければ抱っこをしても逆に起こしてしまうのではないかと思ってしまい、逆にママのストレスを刺激してしまうことを恐れています。

 

このように2人も疲弊してしまっては本末転倒。パパは仕事への支障をきたすリスクも考えてしまうのです、家庭内の問題で仕事に影響を与えてしまうと、パパの立場は家庭でも職場でも肩身が狭くなっちゃう。。。日本人は特に仕事に真面目なパパが多いのです。

不真面目よりはマシという事でスルーして頂いていいので、怒らないでください…

 

■変なタイミングでお菓子あげすぎちゃう

これは、ある意味ママのおっぱいに対する対抗手段ですw

子どもがグズれば、本来であれば会話や抱っこ、動きなどで意識を逸らすことで紛らわすのですが、子どもはやはり結構モノには敏感で、中でもおいしいと認識しているお菓子に関しては結構食べてくれちゃう。大事なのはタイミングで、なぜかお昼ご飯前、夕飯前と、もうすぐご飯なのにお菓子を食べさしてしまい、肝心のご飯をあまり食べなくてママのストレスに。。。でも、少しだけ分かってほしい、自分が与えたもので喜んでくれる子どもの顔が見たいだけなんです。。。

 

 

■オムツ・服の着せ替えに時間かかりすぎちゃう

慣れてきたらなんてことないんですが、始めのうちは子どもの身体は繊細で、無理に着せたら骨折っちゃうんじゃないか、この体勢でやってしまったら息苦しいんじゃないかと考えてしまい、ついつい慎重になってしまうんです。ママほど子どもに触れる時間が少ない分、どうしても「大丈夫」と認識するまで時間がかかっちゃうんです。。。お許しください。

 

 

■昔ほど面白くなくなっちゃう

付き合っているときや結婚したての時は、いかにして相手を喜ばそうとテンション高めに常に考えていたものですが、いざ夫婦生活をし、さらに子どもが産まれてしまうと中々相手にされず子ども中心の会話になってしまう。子どもが寝静まった後にやっと2人きりの時間になるが、ギャハハと大笑いできるわけもなく、ヒソヒソ、ボソボソ会話になり、昔みたいに勢いで笑かす、緩急をつけて楽しませるということができない。。。だから、面白くなくなったではなく、面白くできないのです。ご簡便を。。。

 

 

ざっとこんなところでしょうか。。。

勿論、すべてのパパがこうというわけではなく、すべてを完璧にこなすパパもいらっしゃると思います。でも、自分含め、男は不器用ですから、上記のことを経験するパパ、鬱陶しく思うママは少なからずいらっしゃると思います。

 

でも、育児は夫婦の共同作業であることは間違いありません。どっちが偉いとか上とか下とかではなく、すべては子どもを中心に据えて考えれば冷静になれると思います。

 

ただただ、パパは、ママと子どもの笑顔が見たいだけなんだ。(完)